アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Lucio Vivaldi, 1678年3月4日 - 1741年7月28日)をご存知でしょうか。
バッハより7歳年上のイタリアの音楽家で、音楽の教科書にも必ず出てくる「四季」という曲を作った方です。
その時代、イタリアは音楽の中心でした。(バッハはドイツの方です。)
イタリアに属するヴェネツィア出身のバロック音楽後期の著名な作曲家の一人です。
ヴァイオリニスト、ピエタ院の音楽教師、カトリック教会の司祭と多彩な才能がありました。
さて、直木賞作家の「大島真寿美さん」から嬉しいお知らせが届きました。
ヴィヴァルディが教えていた、「ピエタ院」という孤児院の女性が主人公の本
【ピエタ】
の舞台の配信があるというのです。
小泉今日子さんがプロデュースされた舞台です。
バロック時代の音楽と雰囲気に浸ってみませんか。
清々しい気分になりました。
そして、今の時代と同じ、人々の悩みが描かれています。
<STORY>
18世紀、爛熟期を迎えた水の都ヴェネツィア。
『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児を養育するピエタ慈善院で〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。
時は経ち、かつての教え子エミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。
そして一枚の楽譜の謎に、ヴィヴァルディに縁のある女性たちが導かれていく――。
ピエタで育ちピエタで働くエミーリア、貴族の娘ヴェロニカ、高級娼婦のクラウディア……
清廉で高潔な魂を持った女性たちの、身分や立場を超えた交流と絆を描く。
運命に弄ばれながらも、ささやかな幸せを探し続ける女性たちの物語。
原作:大島真寿美「ピエタ」(ポプラ社)
脚本・演出:ペヤンヌマキ
音楽監督:向島ゆり子
プロデューサー:小泉今日子
出演者:小泉今日子 石田ひかり 峯村リエ / 広岡由里子 伊勢志摩 橋本朗子 高野ゆらこ
/ 向島ゆり子 会田桃子 江藤直子
ヴァイオリニスト 会田桃子さんのヴァイオリンが舞台で素晴らしい演奏をしてくださっています。
ソプラノ歌手 橋本朗子さんは、お芝居は初めてと言われながらも、さすがにオペラで鍛えられていらっしゃって、そしてまた素晴らしい歌声を披露されています。
小泉今日子さんと石田ひかりさんの円熟された演技も素晴らしく、引き込まれてしまいました。
コンサートと舞台を一度に見られる、貴重な時間です。
配信は、
こちらから。
視聴料がかかります。
そのサイトには無料のYouTubeもありますので、良かったら見られてくださいね。
配信期間が三期に分かれていますので、注意してくださいね。
本も出ています。
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