落ち葉
秋から冬にかけての風の音が昔から好きでした。
今ごろになって、夏の風の音とどうして違うのか、落ち着いて考える時間が持てました。
夏の葉は、瑞々しく水分もたっぷり入っているので、重いのでしょうね。
ところが秋になると、水分が抜けて、勢いもなくなり軽くなっていく。
それで風が吹くと葉と葉が触れる音が、全くちがうのですね。
当たり前のことで、頭でなんとなくわかっていたのに、あらためて風の音を聴くと、なぜか郷愁を感じ、そこでじ~っと聞いていたくなるんです。
その葉が散って道に広がっているのを見ると、冬がくるんだと、自分に言い聞かせているみたいです。
葉が散って枯れ枝になり、その間に根が休まって、また元気になるんですね。
気候が変わりつつある地球。
変わりゆく楽しみを見つけていきたいと思っています。
今日は!明日から寒くなるというので、
ショパン作曲
エチュード 木枯らし
を聞いてみたいと思います。
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