夢の中のピアニスト Vol.1142021.4.24
- 田中 利加
- 2021年7月7日
- 読了時間: 1分
羽衣ジャスミンが満開を迎え、入口の階段を登ろうとすると、むせるような甘い香りが身を包みます。 特に降りるときは、鼻をつくぐらいの甘い香りです。 春になるとピンク色のつぼみを株いっぱいに立ち上げます。そして、まるで雪をかぶったように白い花が咲きます。蕾が立ち上がった姿は、ものすごい強さを感じます。 ジャスミンは、「Jasmine」と書き、「神様からの贈り物」という意味のペルシャ語「ヤーサマン(ヤースミーン)」が語源となっているようです。 『香り』は、吸気で感じます。 吸うという当たり前のことを、香りが思い出させてくれます。 呼吸は、私たちに『今』を教えてくれるようです。 今を嗅いてみてください。 ある匂いを嗅ぐと、レストランを思い出し、そこで流れていた音楽を思い出したりします。

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